アルド
ロシア語には子音が36個と母音が6個あります。しかしロシア語のアルファベットは全部で33文字です。
ミライ姐
細かく言うと,子音字が21文字,母音字が10文字,音価を持たない符号が2文字……数が合わないわね。どうしてかしら。
アルド
ロシア語の子音字は,硬音か軟音のどちらか一方だけを指します。そして,ほとんどの文字は硬音です。一方,母音字は硬音5文字と軟音10文字があります。
ミライ姐
つまり,硬音か軟音かは基本的に母音字で判断するのね。そして,母音が続かない場合は,硬音ならその子音字のままで,軟音なら子音字に符号のьを付けて表すのね。
アルド
ロシア語の単母音は硬音がа(ア),ы(ウィ:日本語のイよりも舌を後ろに),э(エ),у(ウ:日本語のウよりも唇を丸めて),о(オ)の5個,軟音がи(イ)の1個。全部で6個あります。さらに,日本語のヤ行に相当する音が軟母音とされて,аに対するя(ヤ),эに対するе(イェ),уに対するю(ユ),оに対するё(ヨ)があります。
ミライ姐
一方,ыとиは舌の位置が異なる,別々の発音なので注意が必要ね。これは覚えておいてね。
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