私は高校時代,大阪外国語大学のイタリア語科を目指していました。
でも最終学歴は某国立大学の理学部よね。いや,厳密に言うとアルドさんの最終学歴は自動車学校ね。
進路変更の経緯は以前聞きました。
遠いから……だったわね。
今でさえ自宅から片道5時間かかります。外国語学部を目指していた割に,性格は内向きです。その後,大阪大学との合併のニュースを聞いたときは,阪大ブランドを逃した選択に後悔しました。
再受験を企てたのはそのせいね。
再受験でさえも遠いからと諦めたのは,以前お話したとおりです。ちなみに,一度大阪大学外国語学部がある箕面キャンパスを訪れたことがあります。冒頭の写真はキャンパス内にあった世界時計です。
大阪大学外国語学部って,2021年4月に,箕面市の山の中から市街地に移転したのね。世界時計も新キャンパスに移転したとか。
ところで,合併後の大阪大学外国語学部は阪大卒のブランドを手に入れるために,入試のレベルが比較的低いマイナーな語科に入学する学生も多い……と噂されています。
そんな学生がいたとすれば,興味のない外国語や地域研究の勉強は苦痛でしかないわね。
語科によっては言語自体が難しい,あるいは教員が厳しいなど,様々な理由で進級が厳しい場合があります。
そもそも,大阪大学では単位は簀巻きにされて大阪湾に沈められていると噂されていたわね。
大阪外国語大学時代からの言い伝えでは,以下の4語科が特に厳しく,誰が考えたのか各言語圏にちなんだ名称で呼ばれています。
- 地獄のヒンディー
- 灼熱のアラビア
- 情熱のスペイン
- 極寒のロシア
ヒンディー語,アラビア語,ロシア語は文字が異なるのでそれなりに難しそうね。でも英語と同じアルファベットで,文字と発音が規則的なスペイン語が入っているなんて……よほど情熱的な先生がいらっしゃるのかしら?
そうかもしれませんね。私が目指していたイタリア語科については,そのような噂を聞いたことはありません。
この4言語に検定試験はあるの?
ヒンディー語検定は,さすがに存在しないわね。
検定がないので,猛勉強の機会がないですね。ところで,ヒンディー語と文字以外がよく似ているウルドゥー語のほうが,私は好きです。ウルドゥー語はパキスタンの公用語で,イスラム圏でもあることからアラビア文字を使うため,アラビア語と同時進行で文字を覚えられます。
大阪大学にはウルドゥー語科もあるけど,ヒンディー語科のような厳しい噂は聞かないわね。
阪大ブランドもいいなあ。マイナー語科でも目指そうかなあ。
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