ミライ姐
前回は「以上」「以下」「未満」「を超える」という表現を日本語で学びました。
塾生
英語ではどのように言いますか?
アルド
次のような表現があります。
記号 | 日本語 | 英語表現 |
---|---|---|
\(A \leq B\) | AはB以下 | A is not less than B A is B or less A is B or under A is B or below |
\(A \geq B\) | AはB以上 | A is not less than B A is B or more A is B or over A is B or above |
\(A < B\) | AはB未満 | A is less than B A is under B A is below B |
\(A > B\) | AはBを超える | A is more than B A is over B A is above B |
塾生
否定文……嫌だなあ。
アルド
比較級の基本であるmore thanやless thanは,その値を含まないのですね。一方,否定語のnotは後ろをすべて打ち消す単語です。
塾生
「未満」の否定形が「以上」で,「を超える」の否定が「以下」なのですね。
アルド
ただし,含む・含まないの区別は厳密ではありません。文脈によってはmore thanやless thanがその値を含むこともあります。
ミライ姐
数学的なルールは後から決めたのね。
アルド
厳密性が要求される場面では,不等号を使って表現したほうがよいと考えます。ちなみに,私も英文の技術仕様書を作成する際に,不等号で一律に置き換えた経験があります。
塾生
正確な表現を心がけます。
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