
ある日のお仕事中のことでした。私はこんな質問を受けました。

契約書に「グレゴリオ暦」って書いてあるけど,何これ?

聞かれて一瞬フリーズしました。グレゴリオ暦とは普通の西暦のことだからです。海外事業のベテランの大先輩から,このような質問を受けるとは予想できず,戸惑いました。

グレゴリオ暦って,確かに名前を気にしたことはないわね。

厳密に書こうとすると,かえって分かりにくくなるのですね。

そんなグレゴリオ暦は1582年10月15日から使われている暦です。1年は365日ですが,時々366日になるのですね。

4年に1回のうるう年です。

うるう年が4年に1回なのは,グレゴリオ暦の前に使われていたユリウス暦のルールです。

ちなみに,ラテン語でユリウス・カエサル,英語ではジュリアス・シーザー。ローマ帝国の有名な政治家ね。このような名言が知られています。

alea iacta est.
(賽は投げられた)

veni, vidi, vici.
(来た,見た,勝った)

et tu, Brute?
(ブルータス,お前もか)

1年の長さは太陽の動きによって決められていて約365.242日となります。うるう年が4年に1回だとすると例えば400年経つと0.242かける400は96.8ですから,400年で約3日余分になります。

千何百年も続くと,暦が何日もずれていくのね。


ちなみに,グレゴリウスはラテン語読み,グレゴリオはイタリア語読みね。

どのようにして,うるう年を減らしたのですか?

100の倍数の年を,うるう年ではなく平年としました。ただし,400の倍数の年はうるう年です。

例えば1600年は400の倍数だからうるう年,1700年,1800年,1900年は400の倍数でないから平年なのね。

2000年はうるう年だけど,2100年は平年かあ。

塾生のみなさんの中は,2100年まで生きる人も多いでしょうね。
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