アルド
第11話では英米と日本の伝統的な重さの単位を取り上げました。しかし,伝統的な単位は長さの単位のほうが身近ですね。
塾生
長さの国際標準はメートルであることを,第1話で学びました。
ミライ姐
英米の伝統単位系は「ヤード・ポンド法」で,長さの伝統単位はヤードね。
塾生
テレビのゴルフ中継でよく聞く単語です。
アルド
英米の伝統的な長さの単位は以下のとおりです。
名称 | 位取り | メートル単位 | 用途・目安・名残り |
---|---|---|---|
インチ | – | 25.4mm | 親指幅が由来/テレビ画面サイズなど |
フィート | 12インチ | 30.48cm | 足の長さが由来/飛行機の高度 |
ヤード | 3フィート | 91.44cm | ゴルフの飛距離 |
ハロン | 220ヤード | 201.168m | 競馬で200m毎の区間 |
マイル | 8ハロン | 1609.344m | 1マイル走→1500メートル走 |
塾生
上下の単位との換算がバラバラです。時間のように12や60で統一されているならいいのに。
ミライ姐
しかも残念なことに,アメリカでは今もメートルではなくインチやフィートを日常的に使っているのよね。
アルド
例えばアメリカが最先端である一部の工学の分野では「インチ」単位の図面や資料も多く,日本に技術を導入しても「ミリメートル」と「インチ」の換算が要求されます。
塾生
アメリカ強すぎ!
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