越中万葉かるたの和歌を現代風に(第28話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は28首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻4010/大伴池主
うら恋しわが背の君はなでしこが花にもがもな朝な朝な見む

ミライ姐
ミライ姐

うらごいし・わがせのきみわ・なでしこが・はなにもがもな・あさなさなみむ

アルド
アルド

(アルド訳)
恋しいよ君なでしこの花ならば毎朝庭で見ているだろう

ミライ姐
ミライ姐

26首目の大伴家持の歌に対する,大伴池主の返歌です。ナデシコには「撫で」すなわち「いつくしむ」という語が隠されており,恋愛や友情の意味をこめて,多くの和歌で詠まれる花です。

塾生
塾生

なるほど。

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