越中万葉かるたの和歌を現代風に(第16話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は16首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻3968/大伴池主
鶯の来鳴く山吹うたがたも君が手触れず花散らめやも

ミライ姐
ミライ姐

うぐいすの・きなくやまぶき・うたがたも・きみがたふれず・はなちらめやも

アルド
アルド

(アルド訳)
鶯は鳴いていますよ山吹に君が来るまで散ったりせずに

ミライ姐
ミライ姐

15首目の大伴家持の歌に対する,大伴池主の返歌です。大伴家持が花を手折らないうちに,花が散ることはないだろうと励ましているのですね。

塾生
塾生

なるほど。

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