越中万葉かるたの和歌を現代風に(第15話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は15首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻3966/大伴家持
鶯の鳴き散らすらむ春の花いつしか君と手折りかざさむ

ミライ姐
ミライ姐

うぐいすの・なきちらすらむ・はるのはな・いつしかきみと・たおりかざさむ

アルド
アルド

(アルド訳)
鶯は鳴いているかな春の花君と一緒に取りに行きたい

ミライ姐
ミライ姐

14首目と一緒に,病気療養中の大伴家持が,大伴池主に贈った歌です。当時は春の植物の生命力にあやかって,花や青葉を髪や冠に挿して飾っていたそうです。

塾生
塾生

なるほど。

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