越中万葉かるたの和歌を現代風に(第14話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は14首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻3956/大伴家持
春の花今は盛りににほふらむ折りてかざさむ手力もがも

ミライ姐
ミライ姐

はるのはな・いまはさかりに・におうらむ・おりてかざさむ・たじからもがも

アルド
アルド

(アルド訳)
見ることもできずにいるよ春の花取って飾れる元気がほしい

ミライ姐
ミライ姐

大伴家持が越中に赴任して最初の春,大きな病気にかかりました。この歌はその時の不安な心情を歌に託し,友である大伴池主に贈ったものです。

塾生
塾生

なるほど。

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