電卓のメモリー計算(前編)

仕事効率化/For Working数学/Mathematics
ミライ姐
ミライ姐

掛け算と割り算は,足し算や引き算よりも先に行うけど,電卓ではどう入力するの?

アルド
アルド

これらのキーを使うと,紙にメモなどを取らなくても電卓だけで計算できます。

記号 名称 説明
[M+] メモリー・プラス 計算結果をメモリー領域に加える
[M−] メモリー・マイナス 計算結果をメモリー領域から引く
[MR] メモリー・リコール メモリー領域の現在値を表示
[MC] メモリー・クリア メモリー領域に保存されている値を削除
アルド
アルド

細かな表記は機種やメーカーによって異なる場合があります。また,一般的には[MR]と[MC]をまとめた[MRC]というキーを持つ機種が多いようです。この場合は[MRC]を1回押すと[MR]で,もう1回押すと[MC]となります。

ミライ姐
ミライ姐

具体的にはどのような操作になりますか。

アルド
アルド

それでは次の計算式を考えてみましょう。

18×27+61×37−19×6+28÷14

塾生
塾生

18×27+61×37−19×6+28÷14
=486+2257−114+2
=2631

アルド
アルド

私の電卓ではこのように打ちます。

[1][8][×][2][7][M+]
[6][1][×][3][7][M+]
[1][9][×][6][M−]
[2][8][÷][1][4][M+]
[MR]

塾生
塾生

これで2631と表示されました。

アルド
アルド

メモリー領域に数字が保存されている場合,液晶画面の左上などにMやMEMORYなどと表示されます。計算が終わったら忘れずに[MC]を押してメモリー領域の数値を消しておきましょう。

ミライ姐
ミライ姐

カッコのある式でも,メモリー計算はできるの?

アルド
アルド

それは次回説明しましょう。

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