アルド
三角形の面積についてまとめましょう。
塾生
底辺かける高さ割る2
アルド
なぜそうなるのですか。
塾生
2つの三角形をペアにして平行四辺形を作り,斜辺部をならして長方形にして……
アルド
きちんと復習していますね。面積の基本は正方形・長方形に変形することです。
ミライ姐
ところで,必ずしも底辺と高さが与えられるわけではないわよね。底辺と高さがわからなければ,面積は求められないのかしら。
アルド
三角形には3つの辺と3つの角度があります。この内,1つの辺を含む3つの要素が分かれば三角形の形状はひとつに決まります。
ミライ姐
どんなパターンがあるのかしら。
アルド
以下の3パターンになります。
- 「1つの辺の長さと,その両端2つの角度」が確定した場合
- 「2つの辺の長さと,その挟む1つの角度」が確定した場合
- 「3つの辺の長さ」が確定した場合
アルド
これら3つの要素が分かれば,他の3つも自動的に確定します。
塾生
「1つの辺の長さと,その両端2つの角度」が確定した場合,残りの2辺は必ず決まった点で交わります。
ミライ姐
「2つの辺の長さと,その挟む1つの角度」が確定した場合,交点でない方の端点を結べば三角形になるわね。
塾生
「3つの辺の長さ」が確定した場合,裏返しにしても大きさは変わりません。
アルド
さて,次回からはこの3パターンの場合について,面積の求め方を学びます。
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