越中万葉かるたの和歌を現代風に(第29話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は29首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻4012/大伴家持
矢形尾の鷹を手に据ゑ三島野に狩らぬ日まねく月そ経にける

ミライ姐
ミライ姐

やかたおの・たかおてにすえ・みしまのに・からぬひまねく・つきそへにける

アルド
アルド

(アルド訳)
矢のような尾の鷹逃げて三島野に狩りに行けない月日は過ぎる

ミライ姐
ミライ姐

大伴家持は鷹狩をたしなんでいましたが,自慢の鷹が逃げてしまいました。その際に詠んだ長歌の反歌のひとつです。

塾生
塾生

なるほど。

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