ミライ姐
歌会始に応募した短歌を公表するシリーズ。今回は2016(平成28)年の応募作です。
アルド
お題「人」
輪踊りにまじりて流る汗しづかおわら舞ふひとおわら撮るひと
ミライ姐
富山県最大級のイベントおわら風の盆ね。輪踊りってことは,上新町?
アルド
そうですね。上新町は観光客も入れる輪踊りで人気の町です。2015年のおわら本番期間(9/1〜3)はいずれも平日だったので,2015年8月22日,土曜日に前夜祭を訪ねました。その時の光景を詠んだ歌です。
塾生
美しい景色が頭に浮かびます。
ミライ姐
前夜祭は8月下旬に練習を兼ねて1町ずつ持ち回りで開催しているのよね。
アルド
2023年は本番は開催されましたが,前夜祭は中止でした。
塾生
前夜祭も含めて,通常開催に戻ってほしいですね。
アルド
さて,私がおわら風の盆を初めて知ったのは,富山の予備校に通っていた18歳のときです。予備校の先生から,富山最大のイベントとして紹介されました。その後,富山の大学に入学し,富山県内の多くのイベントに行きましたが,おわらは繰り返し見に行きました。
ミライ姐
徹夜を経験した?
アルド
当然じゃないですか!
塾生
夜通し踊っているんですか?
アルド
午前1時に交通規制が規制され,公式行事は終了となりますが,その後も朝まで踊り明かしたものです。また,越中八尾駅では踊り手がホームで踊って始発列車を見送っていました。
ミライ姐
駅での見送りおわらは2014(平成26)年の詠進歌でテーマにしています。
アルド
最近は遅くまで踊る町も減り,2023年は駅での見送りおわらも取り止めとなり残念に思います。
塾生
混雑防止や感染防止のためにはやむを得ないのかもしれません。
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