越中万葉かるたの和歌を現代風に(第8話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は8首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻3953/大伴家持
雁がねは使ひに来むと騒ぐらむ秋風寒みその川の上に

ミライ姐
ミライ姐

かりがねわ・つかいにこむと・さわくらむ・あきかぜさむみ・そのかわのえに

アルド
アルド

(アルド訳)
雁騒ぐ都の妻の使いかも秋も深まる川のほとりで

ミライ姐
ミライ姐

中国の故事によると,渡り鳥の雁は遠くに便りを運ぶ使いと考えられていました。妻と離れて越中に赴任した大伴家持は,雁を妻の使者と考えていたのですね。

塾生
塾生

なるほど。

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