前回はロシア語のアルファベットの書き方を紹介しました。
そういえば,英語のアルファベットも意外と書くのが難しいわね。
前回も聞きましたが,MやWを4画で説明している教材もあるのですね。
外国人の手書き文字は……読めない確率が高いですね。26文字しかないのですから,書き分けが重要だと思いますが。ちなみに私は冒頭の表左側のようにブロック体を書いています。
アルドさんの書き方は,高さを決める垂直線は必ず上から下に引いて,それ以外はなるべく一筆書きね。
元々は大文字しかなかったのですが,書きやすさを考慮した小文字が後から作られたのですね。
それならばなおさら,なるべく一筆書きしたいわね。
ところで私は物理屋なのですが,数学や物理のノートを書く際は異なる書き方をします。冒頭の表右側に,ブロック体と異なるもののみを記載しました。
筆記体に近いイメージね。
数学や物理,あるいは工学の教科書などを読むとわかるのですが,数式に使われる文字をイタリック体にする場合があります。
イタリック体のことを斜体とも呼びます。逆に,普通の字形はローマン体または立体と呼びます。
数学などでは,具体的な数値が入る場合はイタリック体で表記します。一方で,数値ではない点の名前や単位などはローマン体で表記します。
ノートに書く場合も,イタリック体とローマン体の区別をするのですか?
個人のノートであれば,こだわらなくてもよいでしょう。ただし,イタリック体を区別して書くことで,誤読防止になるためおすすめです。
数字の6と小文字のbとか,数字の1と小文字のlとか,数字の9と小文字のqとか……
でもzは筆記体に近い形ではなく,斜線部に点を付け加えるだけなのね。
筆記体のyとzは似ているので,私はzをブロック体風にしか書きません。
いずれにしても,誤読されない文字を書くことは重要ね。
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