塾生
全部を覚えるのは面倒だなあ。
アルド
過去形はごく一部を除き規則的です。非過去形は一部を除き2人称単数が分かれば,3人称単数,1人称複数,2人称複数の変化形とアクセント位置が自動的に決まります。
塾生
思ったより単純そうですね。
アルド
さらに,非過去形1人称単数と3人称複数が分かれば,命令形も自動的に決まります。
ミライ姐
非過去形2人称単数はどうしても覚えなければならないのね。
アルド
そうですね。しかしパターンは2通りです。語尾は-ешь(アクセントがある場合は-ёшь)か-ишьのどちらかになります。
塾生
どちらの語尾になるかは覚えなければならないのですね。
アルド
原形の語尾が-итьの場合は,ほとんどが-ишь型の変化になります。逆に,原形の語尾が-ить以外の場合は,大部分が-ешь型の変化になります。よく使われる動詞ほど,例外的な変化になります。
塾生
意外と簡単そうだなあ。
アルド
ロシア語検定3級の文法問題では,原形は問題文で与えられています。とりあえずは,全ての動詞の非過去形2人称単数と,個々の動詞の不規則な箇所だけを重点的に覚えるとよいでしょう。
ミライ姐
というわけで,不規則箇所だけを記載した手抜き版の変化表を公開します。ダウンロードはこちらから。右クリックで保存してください。
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