派手な隠密行動

富山県立伏木高校にハングル検定を受けに行った話をしましたが，伏木高校の最寄り駅はJR氷見線の越中国分（こくぶ）駅です。

富山県高岡市を代表するものといえば，漫画家の藤子不二雄先生です。

そうですね。氷見出身のA先生が，F先生が通う高岡の国民学校に転校してきてから伝説が始まったのですね。

両先生ゆかりの氷見と高岡を結ぶ氷見線では，忍者ハットリくん仕様の車両に巡り会えることもあります。

偶然にも，私はハングル検定の帰りにハットリくん列車に乗ることができました。

純粋な試験勉強は5時間だけだったから，もしかしてハットリくん列車に乗るのが本来の目的だったんじゃないの？

そうではありませんし，そもそも事前に列車時刻すら調べていません。試験後は出張のため広島に向かう事になっていましたので，乗り継ぎ列車がなければタクシーで高岡駅に戻ろうとしていました。

列車運がよいのですね。

合格最低点ギリギリも勝ち取ったしね。

ところで，忍者ハットリくんは，その名の通り忍者です。にもかかわらず……寒ブリに乗ってまで派手に隠密行動をしなければならないとは，現代の忍者は大変ですね。

いやいや，これは観光のための陽動作戦でござる。