自然科学/Natural Science

数学/Mathematics

ラジアンを必修にしたい(物理が理解できる単位のお話・第7話)

アルド 私はメーカーの業務部門に勤務していますが,以前は技術部門にいました。どちらの仕事でもエクセルに計算式を入れて,数値を入力して様々な計算をします。 ミライ姐 例えばある角度での弧の長さや扇形の面積は,1周が360度であることから,円周...
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シリウスまで遠く(物理が理解できる単位のお話・第6話)

アルド 前回(角度の知識を持ってない方はこちらを先に読んでください),角度は1周360度と紹介しましたが,1度より小さな角度は2通りの表し方があります。 ミライ姐 1つ目のパターンは,1度の60分の1が1分,1分の60分の1が1秒ね。 アル...
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90は使いやすい(物理が理解できる単位のお話・第5話)

ミライ姐 現在では小学校4年生で分度器の使い方を習うらしいけど,1周が360度で,直角が90度ね。 塾生 長さや重さは十進法で,10や100のようなキリのいい数字で位が上がるのに,角度は100や400ではなく,90や360という半端な数です...
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江戸時代のサマータイム(物理が理解できる単位のお話・第4話)

ミライ姐 現代では1日が24時間,1時間が60分,1分が60秒と決められているね。 塾生 中途半端です。10や100ならわかりやすいのに。 アルド しかし12と24と60であれば時計の文字盤は12あれば済みます。ちなみに,フランス革命の頃に...
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加賀1億8千万リットル(物理が理解できる単位のお話・第3話)

アルド 小学5年生の時,ある日の宿題が「加賀百万石の百万石は何リットルになるか」でした。 ミライ姐 修学旅行で金沢に行く前に出されたのね。江戸時代は経済力をお米の生産量で表していて,石(こく)はその単位のひとつね。 塾生 スーパーでお米は,...
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定積分とテトリス(物理が理解できる単位のお話・第2話)

ミライ姐 20世紀のロシアといえば,ソ連とテトリスね。 アルド テトリスのブロックは6種類ありますが,どれも同じ大きさの正方形が4個集まったものです。なので同じ4マス分の広さを持っています。このような広さのことを科学的には面積といいます。 ...
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地球一周(物理が理解できる単位のお話・第1話)

アルド 物理をはじめとする科学技術の世界ではもちろんのこと,日常生活でも長さはよく話題になりますね。今回は長さを表す単位を学びましょう。 塾生 長さの単位で世界標準なのはメートルですね。 アルド そうですね。記号は小文字でmです。特別な事情...
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倍数の見分け方(達人編)

アルド 前回に引き続き,7と11と13の倍数を同時に判定する方法を学びましょう。 塾生 7と11と13の最小公倍数である1001を利用するのですね。 アルド 1000を1001ー1として式を変形する必要があります。1桁ずつでは1000を作れ...
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倍数の見分け方(上級編)

アルド 前回は11の倍数の判定法を学びましたが,なぜそうなるのか,簡便のため,例えば3桁の数でやってみましょう。 3桁の整数は100a+10b+cと表される。 (a, b, c, d, eは1桁の非負整数とする) 100a+10b+c =1...
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倍数の見分け方(中級編)

アルド 前回は3の倍数と9の倍数の判定法を学びましたが,なぜそうなるのか,簡便のため,例えば5桁の数でやってみましょう。 5桁の整数は 10000a+1000b+100c+10d+e と表される(a, b, c, d, eは1桁の非負整数と...