寺子屋「図南之翼」/Terakoya for Aspirants

数学/Mathematics

宇宙の共通語(物理が理解できる単位のお話・第14話)

アルド第13話では質量と重量……「キログラム」と「キログラム重」の違いを学びました。しかし「キログラム重」は場所により異なるため,毎回のように場所を指定しなければなりません。ミライ姐単に28キロといっても,質量が28キロなのか,地球上で28...
名言/Famous Phrase

月でぴょんぴょん(物理が理解できる単位のお話・第13話)

アルド20世紀の中頃はアメリカとソ連による東西冷戦状態でした。宇宙開発は軍事的にも有利になることから,両国による熾烈な技術競争が繰り広げられていました。ミライ姐1969年7月20日にアームストロング船長たちが人類初の月面着陸を果たしました。...
数学/Mathematics

アメリカ・ファースト(物理が理解できる単位のお話・第12話)

アルド第11話では英米と日本の伝統的な重さの単位を取り上げました。しかし,伝統的な単位は長さの単位のほうが身近ですね。塾生長さの国際標準はメートルであることを,第1話で学びました。ミライ姐英米の伝統単位系は「ヤード・ポンド法」で,長さの伝統...
数学/Mathematics

真珠の重み(物理が理解できる単位のお話・第11話)

アルド第10話では国際標準の重さの単位としてキログラムを学びました。しかし,世界各国には伝統的な単位が元々あり,生活に根ざした身近なものとして,長く親しまれて来ました。ミライ姐英米ではヤード・ポンド法という単位系が,今も使われていて……大事...
数学/Mathematics

重さと大きさ(物理が理解できる単位のお話・第10話)

アルド第3話では体積の話をしましたが,今回は重さの話をしましょう。体積は日常語では「大きさ」を数値化したもので,立方メートルやリットルなどの単位で表しましたね。重さと大きさは異なる概念です。ミライ姐あたしの体重は仮に28キログラム……かしら...
イタリア語動詞変化表/Italian Verb

イタリア語の複合時制

アルドイタリア語には単純時制と複合時制の区別があります。法単純時制複合時制直説法現在近過去直説法半過去大過去直説法遠過去先立過去(前過去)直説法未来先立未来(前未来)接続法現在過去接続法半過去大過去条件法現在過去アルド複合時制を作るには,対...
数学/Mathematics

加・加・速度(物理が理解できる単位のお話・第9話)

アルド第8話で速さ(速度)について学びましたが,現実に私たちが移動する場合,速さは一定ではないですね。塾生道路では信号に止められ,電車は駅ごとに停車します。アルド私たちが現実に移動する場合,一定の速さで動くこともあれば,完全に止まることもあ...
数学/Mathematics

木の下に爺さん婆さん(物理が理解できる単位のお話・第8話)

アルドまずは小学校の算数で習った「距離」「時間」「速さ」の関係を表す式を思い出してみましょう。塾生きはじ!ミライ姐あたしは「木の下に爺さん婆さん」と習ったわ。上段に距離の「き」を,下段左に時間の「じ」を,下段右に速さの「は」を書くのよね。左...
数学/Mathematics

ラジアンを必修にしたい(物理が理解できる単位のお話・第7話)

アルド私はメーカーの業務部門に勤務していますが,以前は技術部門にいました。どちらの仕事でもエクセルに計算式を入れて,数値を入力して様々な計算をします。ミライ姐例えばある角度での弧の長さや扇形の面積は,1周が360度であることから,円周率を3...
数学/Mathematics

シリウスまで遠く(物理が理解できる単位のお話・第6話)

アルド前回(角度の知識を持ってない方はこちらを先に読んでください),角度は1周360度と紹介しましたが,1度より小さな角度は2通りの表し方があります。ミライ姐1つ目のパターンは,1度の60分の1が1分,1分の60分の1が1秒ね。アルドつまり...