越中万葉かるたの和歌を現代風に(第23話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は23首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻3989/大伴家持
奈呉の海の沖つ白波しくしくに思ほえむかも立ち分かれなば

ミライ姐
ミライ姐

なごのうみの・おきつしらなみ・しくしくに・おもおえむかも・たちわかれなば

アルド
アルド

(アルド訳)
奈呉の海旅立ちの日の白波は続けて寄せる思い出深く

ミライ姐
ミライ姐

747(天平19)年に奈良の都に転勤することになった大伴家持は,送別会の席でこの歌を詠みました。繰り返し寄せる白波のように,何度も思い出すということですね。

塾生
塾生

なるほど。

コメント