越中万葉かるたの和歌を現代風に(第20話)

和歌・短歌/Japanese Poetry越中万葉/Etchu Manyo
ミライ姐
ミライ姐

越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は20首目の短歌を紹介します。

通行人A
通行人A

万葉集第17巻3982/大伴家持
春花のうつろふまでに相見ねば月日数みつつ妹待つらむそ

ミライ姐
ミライ姐

はるはなの・うつろうまでに・あいみねば・つきひよみつつ・いもまつらむそ

アルド
アルド

(アルド訳)
花は散る春終わるまで会えなくて妻は指折り待つのだろうか

ミライ姐
ミライ姐

大伴家持は天平19年(747年)に仕事で一度奈良の都に帰ることになるのですが,この歌は帰京が決まった頃に詠んだ歌です。都で待っている妻への思いや,帰京できる喜びが込められています。

塾生
塾生

なるほど。

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