ミライ姐
越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は18首目の短歌を紹介します。
通行人A
万葉集第17巻3974/大伴池主
山吹は日に日に咲きぬうるはしと我が思う君はしくしく思ほゆ
ミライ姐
やまぶきは・ひにひにさきぬ・うるわしと・わがもうきみは・しくしくおもおゆ
アルド
(アルド訳)
山吹は日ごとに咲くよ君のことすばらしいから恋しく思う
ミライ姐
男女の恋愛の歌のようにも見えますが,17首目の返歌として大伴池主が大伴家持に贈った歌です。当時は同性同士でも,恋歌のような歌で安否を確認していたそうです。
塾生
なるほど。
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