ミライ姐
越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は13首目の短歌を紹介します。
通行人A
万葉集第17巻3961/大伴家持
白波の寄する磯廻を漕ぐ舟の梶取る間なく思ほえし君
ミライ姐
しらなみの・よするいそみお・こぐふねの・かじとるまなく・おもおえしきみ
アルド
(アルド訳)
荒波に梶が止まらぬ舟のよう思い続けた君の帰りを
ミライ姐
この歌は大伴池主が奈良の都への長期出張を終えて帰ってきた際の慰労会で,大伴家持が詠んだ歌です。池主との再会の喜びを,海人の姿に重ねて詠んだのですね。
塾生
なるほど。
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