ミライ姐
越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は12首目の短歌を紹介します。
通行人A
万葉集第17巻3959/大伴家持
かからむとかねて知りせば越の海の荒磯の波も見せましものを
ミライ姐
かからむと・かねてしりせば・こしのうみの・ありそのなみも・みせましものお
アルド
(アルド訳)
こうなると知っていたならこの海の荒磯の波を見せていたのに
ミライ姐
大伴家持が越中に赴任してすぐに,弟の書持(ふみもち)が急逝しました。この歌は家持が弟の死を悼んで詠んだものです。有磯は雨晴海岸付近を表す地名として「有磯海」という名で後世に伝わっています。
塾生
なるほど。
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