ミライ姐
越中万葉かるたの和歌を現代風にアレンジするシリーズ。本日は11首目の短歌を紹介します。
通行人A
万葉集第17巻3956/秦八千島
奈呉の海人の釣する舟は今こそば舟棚打ちてあへて漕ぎ出め
ミライ姐
なごのあまの・つりするふねわ・いまこそば・ふなだなうちて・あえてこぎでめ
アルド
(アルド訳)
奈呉の海人今こそ舟を漕ぎ出そう舟棚打てば魚集まる
ミライ姐
奈呉は新湊あたりの地名です。舟棚は舟の舷側の横板で,魔除けや豊漁を祈って叩いた風習がありました。
塾生
なるほど。
コメント