嗚呼玲瓏の

先日は寮歌の話をしましたが，実は前身の旧制高校の校歌には，学生時代の私が知らなかった事実がありました。

旧制高校の校歌を歌う機会は，そんなにないだろうけど。

実は旧制高校の校歌『嗚呼玲瓏の』の作詞が，我が糸魚川の相馬御風だったのです。前身校とはいえ卒業して10年目にして知った事実です。

相馬御風は日本中の校歌を作詞しているから，不思議ではないわよ。

当時の学生がたたき台となる歌詞を，糸魚川に帰っていた相馬御風に持っていき，校歌の作詞を依頼したそうです。そのたたき台の歌詞も優れていたので，相馬御風の薦めで第二校歌となったとか。

当時の学生の文才，すごいなあ。

「玲瓏」とは，玉などが透き通るように美しい様を表します。私の母校である（新生）糸魚川高校の校歌にも「玲瓏」という単語があり，私は気に入っています。

相馬御風の校歌だけでも，論文が書けるほどの量よね。

相馬御風は糸魚川の誇りです。