単語 | 자명종 |
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漢字 | 自鳴鐘 |
ローマ字表記 | ja myeong jong |
発音カナ | チャミョンジョン |
日本語訳 | 目覚まし時計 |

ミライ姐
鐘(かね)といえば,結婚式場のチャペルなどにあるものや,お寺にあるものをイメージするわね。

アルド
ちなみに,金へんを手へんに変えた撞という漢字は「つく」と読みます。お寺にある鐘をつくための横向きの棒を撞木(しゅもく)といいます。

塾生
相撲の決まり手に「撞木反り」があります。

ミライ姐
大相撲では幻の技ね。それはともかく,お寺の鐘の生産量トップは富山県であることは,ほとんどの富山県民が知る事実です。

アルド
元富山県民の私も誇りに思います。

ミライ姐
そのせいなのか,鐘の字からイメージされるのはチャペルとか,お寺とか,カリヨンのような大きなものになりませんか?

アルド
確かに。思いつく一番小さな鐘は,チンドン太鼓の……と思いきや,あの「かね」は鉦という字を使うのですね。

ミライ姐
話を韓国語に戻して……韓国語で目覚まし時計のことを自鳴鐘という漢字語で表現します。自鳴とは「ひとりでに鳴る」という意味ですね。最近ではリンリンに相当する擬音語を使った따르릉 시계(タルルン・シゲ)という単語を使うこともあるそうです。시계/シゲは「時計」のハングル読みですね。

塾生
韓国語でタルルンが日本語のリンリンって,言語が変わるとオノマトペはまったく通じないのですね。

アルド
目覚まし時計の音は電子音か,小さなベルですよね。そんな小さなベルを「鈴」ではなく「鐘」というのは,元富山県民の私にはイメージが難しく,韓国語や漢字は奥が深いと思います。
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