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今回はイタリア語のstareの活用を見ていきましょう。英語のbeに相当しますが,不規則変化の第1話で取り上げたessereが「本質的にいる・ある」なのに対し,stareは「一時的にいる・ある」を意味します。
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スペイン語のsoyとestarも,本質的か一時的かで使い分けるわね。
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私はスペイン語検定5級の勉強中に,soyとestarの知識をひたすら詰め込みました。しかしイタリア語ではあいさつの定型文でstareが出てきますが,初級レベルではあまり厳密に使い分けた記憶がありません。
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Ciao, come stai?
(やあ,元気してる?)
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通行人B
Sto bene, grazie. E tu?
(ありがとう,元気だよ。君は?)
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通行人A
Anch’io sto bene, grazie.
(僕も元気だよ。ありがとう)
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中上級レベルですが,stare+ジェルンディオで進行形になります。英語と異なり,初級レベルでは進行と非進行はあまり区別されません。
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ここからはいつもの注意事項です。上級レベルの箇所は網掛けにしました。アクセントが「後ろから3番目の母音」にあるものは水色で着色しています。
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不規則部分は朱記しています。
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