アルド
イタリア語には不規則動詞がたくさんありますが,パターン1として最重要動詞が2つあります。今回はessere(いる・ある)を取り上げます。英語のbeと同様,助動詞としても使われます。PDFのダウンロードはこちらから。右クリックで保存してください。
ミライ姐
アクセントの位置を便宜的にマクロン(ā, ē, ī, ō, ū)で示します。ただし,語末にアクセント記号を義務的に表記するものは,正書法通りのアクセント記号(à, è, é, ì, ò, ó, ù)としています。
アルド
直説法遠過去,接続法半過去,現在分詞は上級者向けですので,網掛けにしました。初級レベルの方は,後回しでも差し支えありません。
ミライ姐
「直説法現在と命令法と接続法現在」「直説法未来と条件法」「過去分詞と遠過去」の変化は似ていることが多いので,並べて記載して太枠で囲みました。
アルド
なお,過去分詞は直説法近過去の1人称単数男性形で示しています。助動詞はessere自身を使います。
ミライ姐
通常の-ere規則動詞と異なる箇所は朱記しました。
アルド
参考のため,語幹と活用語尾がどのように不規則かを示します。規則的に活用する箇所は空欄とします。
時制等 | 語幹 | 語尾 | 備考 |
---|---|---|---|
原形 | |||
直説法現在 | 主にsから始まる | アクセント記号以外は規則的 | |
命令法 | 主にsi- | 2人称複数のみ母音変化 | |
接続法現在 | 主にsi- | ||
直説法半過去 | er- | 母音が変音 | 1人称単数が分かれば他が自動的に決まる |
直説法未来形 | s- | rの前の母音が変音 | 1人称単数が分かれば他が自動的に決まる |
条件法現在 | rの前の母音が変音 | 1人称単数が分かれば他が自動的に決まる | |
過去分詞 | st- | -are動詞と同じ | stareと同形 |
直説法遠過去 | f- | 母音が変音 | |
接続法半過去 | f- | 母音が変音 | 1人称単数が分かれば他が自動的に決まる |
ジェルンディオ | |||
現在分詞 |
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